BunnyHopでラズパイロボを動かす ~ソフトウェアセットアップ編~
本記事と こちらの記事 で、BunnyHopでプログラミングして動かせるロボットの作り方を説明します。 このロボット(以下ラズパイロボと呼称)は、Raspberry Pi と呼ばれる CPU が載った小型ボートを搭載しています。 BunnyHop でラズパイロボを動かすためには、BunnyHop で作ったプログラムを Raspberry Pi 上で実行する仕組みが必要になります。 本記事では、この仕組みを構築するための Raspberry Pi のセットアップ手順を説明します。
本記事の内容を実行した環境
- PC の OS : Windows 11 64bit
- Raspberry Pi の種類 : Raspbarry Pi 4
- Raspberry Pi の OS : Raspberry Pi OS (リリース日 2025-10-01)
用意するもの
セットアップ用PCの他に用意すべきもの一覧です。
- Raspbarry Pi 4
- Raspberry Pi 4 用クーラー *1
- microSD カード (32 GByte 以上)
- SD カードリーダー
- モバイルバッテリー (Raspberry Piの電源として使用します。 5V 3.0A以上推奨。)
手順一覧
1. Raspberry Pi Imager をインストールする
以下のページから Raspberry Pi Imager (バージョン 1.9.6) のインストーラをダウンロードします。
http://www.npackd.appspot.com/p/raspberry-pi-imager/1.9.6
ダウンロードしたインストーラを起動して Raspberry Pi Imager をインストールします。
2. Raspberry Pi OS イメージをダウンロードする
以下のページから Raspberry Pi OS (リリース日 2025-10-01) のイメージファイルをダウンロードします。
https://downloads.raspberrypi.com/raspios_arm64/images/raspios_arm64-2025-10-02/
3. microSD カードに Raspberry Pi OS を書き込む
microSD カードを SD カードリーダに入れて PC につないでから、Raspberry Pi Imager を起動します。 「デバイスを選択」を選択して「Raspberry Pi 4」を選びます
「OSを選択」を選択して「カスタムイメージを使う」を選びます。ファイル選択ウィンドウが表示されたら、手順 2 でダウンロードした OS のイメージファイル (2025-10-01-raspios-trixie-arm64.img.xz) を選択します。
「ストレージを選択」を選択して Raspberry Pi OS を書き込む microSD カードを選びます。
「次へ」を選択して「設定を編集する」を選びます。
「次へ」を選択して「設定を編集する」を選びます。
「ユーザー名」「パスワード」「SSID」「(Wi-Fiの) パスワード」を設定します。「ホスト名」も変更して問題ありませんが、本記事では 「raspberrypi.local」 のままにしておきます。 その他の項目は下図のように設定ます。
「サービス」タブクリックして、パスワード認証による SSH を有効化します。「保存」を選択します。
先ほどの設定を使うか聞かれるので「はい」を選択します。
microSD カードのデータが消えるという警告が出るので「はい」を選択します。
書き込みが終わるまで待ちます。
4. Raspberry Pi を起動する
クーラーがある場合は Raspberry Pi 4 に取付けます。 microSD カードを Raspberry Pi 4 に差し込みモバイルバッテリーを接続します。
5. 通信用プログラムを Raspbery Pi に上に展開する
ダウンロードページ から「ラズパイロボ通信プログラム」をダウンロードします。 ダウンロード先は C ドライブ直下とします。 [Windows] キー + [R] で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示し、「cmd」と入力します。
するとコマンドプロンプトが表示されるので,それに以下のコマンドを入力します。 [ホスト名] と [ユーザー名] は手順 3 で設定したホスト名とユーザー名に置き換えてください。
scp C:\BhRemote.zip [ユーザー名]@[ホスト名].local:~/
Raspberry Pi への接続を続行するか聞かれた場合は「yes」を入力してください。 Raspberry Pi にログインするためのパスワードを聞かれるので,手順 3 でユーザー名と共に設定したパスワードを入力してください。 通信用プログラムの Raspberry Pi へのコピーが終わるのを待ちます。 次に、以下のコマンドを入力して Raspberry Pi に SSH 接続します。
ssh [ユーザー名]@[ホスト名].local
Raspberry Pi への接続を続行するか聞かれた場合は「yes」を入力してください。 Raspberry Pi にログインするためのパスワードを聞かれるので,手順 3 でユーザー名と共に設定したパスワードを入力してください。 Raspberry Pi への接続が完了したら以下のコマンドを入力します。
unzip BhRemote.zip
cd BhRemote
chmod u+x ./initialize.sh
./initialize.sh
コマンドプロンプトに「Completed」と表示されれば完了です。 「exit」と入力して Raspberry Pi から切断後、コマンドプロンプトを閉じて下さい。
6. 接続テストを行う
ダウンロードページ から「BunnyHop」をダウンロードして、ZIP ファイルを展開します。 出てきたフォルダの BunnyHop.exe をダブルクリックして BunnyHop を起動します。 アプリケーション画面左上の「ローカル」ボタンを押して「リモート」に変更してから、「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」に手順 3 で Raspberry Pi OS に設定した同名の内容を入力します。
アプリケーション画面右の「文字列」カテゴリをクリックして、下の図の 2 つのノードを使って「テキスト」という文字列を出力するノードを作ります。
作ったノードをクリックして選択し、実行ボタン (緑色の三角のボタン) を押します。 アプリケーション画面下部のメッセージ欄に「テキスト」と表示されれば接続テストは成功です。

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